令和 4年 3月 定例会
匝瑳市議会令和4年3月
定例会議事日程(第6日) 3月9日(水曜日)午前10時開議1 開議2 上程議案に対する大綱質疑3 議案(第1号-第11号・第13号-第16号)の委員会付託4 発議案(第1号)の上程-採決 発議案第1号 ロシアによるウクライナへの軍事侵略に対する非難決議について5
散会---------------------------------------出席議員(15名) 議長 石田勝一君 副議長 椿 日出男君 2番 椎名勝英君 3番 都祭広一君 4番 増田正義君 6番 平山政利君 7番 林 明敏君 8番 山崎 等君 9番 行木光一君 10番 武田光由君 12番 石田加代君 13番 浅野勝義君 14番 栗田剛一君 15番 佐藤 悟君 16番 田村明美君 18番
欠員---------------------------------------欠席議員(2名) 1番 内山隼人君 11番 小川博之君
---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長 増田善一 次長 江波戸英樹 主査 川島誠二 主査補
伊橋実希子---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者 市長 宮内康幸君 副市長 宇井和夫君
病院事業管理者 菊地紀夫君 秘書課長 大木恒一君 企画課長 林 雅之君 総務課長 布施昌英君 財政課長 大川純一君 市民課長 山崎利男君
産業振興課長 武田英樹君
都市整備課長 渡邉保行君 建設課長 佐藤雅一君 福祉課長 畔蒜稔行君
高齢者支援課長 篠塚智子君
市民病院事務局長 太田和広君
教育委員会教育長 二村好美君
教育委員会学校教育課長 矢澤敏和君
△開議の宣告(午前10時00分)
○議長(石田勝一君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は15名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 これより、3月4日の本会議散会前に引き続きまして、本日の会議を開きます。 ここで申し上げます。 各
常任委員会委員及び
議会運営委員会委員、並びに一部
事務組合議会議員名簿を各議席に配付いたしました。 なお、配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。
---------------------------------------
△上程議案に対する大綱質疑
○議長(石田勝一君) 日程第1、日程に従いまして、これより上程議案に対する大綱質疑を行います。 この際、申し上げます。 本日の日程は大綱質疑でありますが、質疑終了後、各
常任委員会に議案の審査を付託いたしますので、質疑については議案の大綱の範囲とし、重複する事項は避け、円滑な議事運営ができますよう御協力をお願いいたします。また、執行部の答弁も直截簡明に行うよう要望いたします。 これより質疑に入ります。 議案第1号 令和4年度匝瑳市
一般会計予算についてから議案第7号 令和3年度匝瑳市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてまでを一括議題とします。 初めに、議案第1号 令和4年度匝瑳市
一般会計予算について、財政課長から本議案についての概要説明を求めます。
大川財政課長。
◎財政課長(大川純一君) それでは、議案第1号 令和4年度匝瑳市
一般会計予算について、概要を御説明させていただきます。 恐れ入りますが、説明資料といたしまして配付してございます提出資料4、令和4年度当初予算についてを御用意願います。 1ページをお開き願います。 初めに、一般会計の予算規模でございますが、144億7,800万円といたしました。令和4年度一般会計当初予算は、政策的経費の一部を除き、骨格予算として編成をいたしました。このような中におきまして、
ドーム改修事業、
小・中学校校務用パソコン活用事業の終了により、前年度当初予算と比較いたしますと5億200万円、3.4%の減となりました。 次に、2ページをお願いいたします。 歳入について御説明させていただきます。 1款市税は36億3,374万4,000円で、前年度に対して5,269万9,000円、1.5%の増でございます。主な要因といたしましては、
新型コロナウイルス感染症に係る
固定資産税の特例減免が終了したことによるものでございます。 2
款地方譲与税は2億137万2,000円で、前年度に対しまして1,129万7,000円、5.9%の増でございます。 3
款利子割交付金は100万円で、前年度に対し100万円、50.0%の減でございます。 4
款配当割交付金は1,300万円で、前年度に対し200万円、18.2%の増でございます。 5
款株式等譲渡所得割交付金は、前年度と同額の1,000万円を計上いたしました。 6
款法人事業税交付金は3,100万円で、前年度に対して600万円、24.0%の増でございます。 7
款地方消費税交付金は8億3,000万円で、前年度に対し6,000万円、7.8%の増でございます。 8
款自動車取得税交付金は、過年度分といたしまして窓口の1,000円を計上いたしました。 9
款環境性能割交付金は3,100万円で、前年度に対しまして600万円、24.0%の増でございます。 10
款地方特例交付金は1,300万円で、前年度に対しまして2,600万円、66.7%の減でございます。これは、令和3年度に行われました
固定資産税の特例措置に伴う補填として、
新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金1,000万円の減等を見込み計上したことによるものです。 2款から10款につきましては、国の
地方財政計画や令和3年度の
決算見込み等に基づき積算をいたしました。 11
款地方交付税は48億5,010万円で、前年度に対しまして6億5,000万円、15.5%の増でございます。内訳といたしましては、
普通交付税が44億5,000万円で、前年度から7億5,000万円、20.3%の増となります。これは、国の
地方財政計画の伸び及び令和3年度決定額、約46億7,000万円を参考に計上をいたしました。
特別交付税は4億円で、前年度に対しまして1億円、20.0%の減。また、
震災復興特別交付税は、前年度同額の10万円を計上いたしました。 13款分担金及び負担金は2億4,966万8,000円で、前年度と比較して3,141万4,000円、11.2%の減でございます。昨年4月から、
広域ごみ処理業務が
東総地区広域市町村圏事務組合で開始され、
ごみ収集業務は当面各市で行われており、中継施設が整備されるまでの間は、パッカー車のごみを
東総地区クリーンセンターへ直接搬入をしております。旧
松山清掃工場へ搬入する場合と、
東総地区クリーンセンターへ搬入する場合との差額分として、
東総地区広域市町村圏事務組合からの負担金が1,965万4,000円の減額となるほか、
保育所運営費負担金1,324万9,000円の減が主な要因となっております。 14款使用料及び手数料は1億3,328万円で、前年度に対しまして1,846万5,000円、12.2%の減でございます。これは、市で販売するごみ袋料金が1,070万円の減、また
パークゴルフそうさ利用料を566万4,000円の減と見込んだことによるものでございます。 15
款国庫支出金は18億9,416万3,000円で、前年度に対しまして6,434万6,000円、3.5%の増でございます。
生活保護費等負担金が6,247万1,000円増加することが主な要因となっております。 16款県支出金は11億3,757万5,000円で、前年度に対しまして6,775万9,000円、6.3%の増でございます。
介護施設等整備事業、
被災住宅修繕緊急支援事業の終了によりまして、3,108万2,000円の減がございましたが、
農業経営高度化支援事業におきまして9,573万3,000円の増によるものになります。 17款財産収入は5,450万円で、前年度に対しまして271万7,000円、5.2%の増でございます。 18款寄附金は2,584万7,000円で、前年度同額を計上してございます。 19款繰入金は6億9,245万8,000円で、前年度に対しまして4億8,921万9,000円、41.4%の減でございます。主な減要因でございますけれども、
財政調整基金繰入れが2億9,000万円の減、地域振興基金繰入れが1億5,550万円の減などによるものでございます。 20款繰越金は、前年度同額の1億5,000万円を計上いたしました。 21款諸収入は2億3,099万2,000円で、前年度に対しまして332万円、1.4%の減でございます。 22款市債は2億8,930万円で、
臨時財政対策債が5億7,000万円の減、
ドーム改修事業債が2億520万円の減となりますことから、前年度に対しまして8億5,540万円、74.7%の減でございます。 以上の結果、表の下から2行目の自主財源につきましては51億7,048万9,000円で、前年度に対しまして4億8,700万2,000円、8.6%の減となっており、構成比といたしましては、前年度に対しまして2.1ポイント減の35.7%となりました。 その下の依存財源につきましては93億751万1,000円で、前年度に対しまして1,499万8,000円、0.2%の減となっており、構成比につきましては2.1ポイント増の64.3%となりました。 3ページをお願いいたします。 次に、歳出につきまして、目的別に御説明をさせていただきます。 1款議会費は、前年度に対しまして248万1,000円、1.4%増の1億7,784万円を計上いたしました。 2款総務費は、
匝瑳市議会議員選挙や
資産税事務費などの増により、前年度に対しまして3,163万3,000円、1.7%増の18億5,595万3,000円を計上いたしました。 3款民生費は、
生活保護扶助費や
自立支援給付事業などの増によりまして、前年度に対し1億1,446万1,000円、2.2%増の53億7,728万2,000円を計上いたしました。 4款衛生費は、
ごみ収集処理業務や
東総地区広域市町村圏事務組合一般廃棄物処理事業特別会計負担金の減がございますが、
病院事業会計助成事業や、
予防接種事業におけます
子宮頸がんワクチンの積極的勧奨に伴う増によりまして、前年度に対し1,601万9,000円、1.0%増の16億8,776万1,000円を計上いたしました。 5
款農林水産業費は、
基幹水利施設ストックマネジメント事業の減額がございますが、
飼料用米等生産拡大支援事業や
土地改良助成事業の増によりまして、前年度に対し6,270万8,000円、10.6%増の6億5,304万2,000円を計上いたしました。 6款商工費は、
銚子連絡道路匝瑳市内インターチェンジ予定地周辺への産業立地に向けた候補地を抽出する調査・検討を行うため、
産業用地整備推進事業を新規に計上する一方で、
中小企業者借入金利子補給金、
観光協会助成事業補助金などの減額により、前年度に対して222万9,000円、1.1%減の1億9,405万5,000円を計上いたしました。 7款土木費は、市道108号線(八日市場イ)
道路改良事業、市道11137号線(野手)
道路改良事業、
橋梁維持事業、
被災住宅修繕緊急支援事業などが減となることから、前年度に対しまして2億4,286万9,000円、29.0%減の5億9,386万8,000円を計上いたしました。 8款消防費は、
団員等報酬単価の引上げによる
消防団員報酬の増がございますが、
消防施設整備事業などの減額によりまして、前年度に対し15万円、0.0%減の7億2,657万9,000円を計上いたしました。 9款教育費は、
小学校施設整備事業の減に加え、
小・中学校校務用パソコン活用事業、
ドーム改修事業の減によりまして、前年度に対し4億7,294万7,000円、24.8%減の14億3,439万4,000円を計上いたしました。 10
款災害復旧費は、窓口といたしまして、前年度と同額の1万6,000円を計上いたしました。 11款公債費は、
臨時財政対策債などの元金償還金の増加があるものの利子が減少することから、前年度に対しまして1,110万7,000円、0.6%減の17億5,220万9,000円を計上いたしました。 12款諸支出金は、窓口といたしまして、前年度と同額の1,000円を計上いたしました。 13款予備費につきましては、前年度と同額の2,500万円を計上いたしております。 次に、4ページをお願いいたします。 性質別の歳出について御説明をさせていただきます。 まず、人件費でございますけれども、
会計年度任用職員に係ります一般職給などの増加によりまして、前年度に対し0.4%増の30億1,086万9,000円となりました。 扶助費は、
施設型給付費負担金が減となりますが、
自立支援給付事業におけます
介護給付費や、
生活保護扶助費におけます
医療扶助費の増により、前年度に対し3.6%増の32億2,203万1,000円となりました。 公債費は、
臨時財政対策債などの元金償還の増がございますけれども、利子が減少することから、前年度に対しまして1,110万7,000円、0.6%減の17億5,220万9,000円となりました。 物件費は、
不動産鑑定評価委託料が増となりますけれども、
ごみ収集処理業務委託料の減などによりまして、前年度に対し0.5%減の17億4,631万9,000円となりました。
維持補修費は、
道路維持修繕や
施設修繕費などの減少により、前年度に対しまして10.2%減の1億7,149万7,000円となりました。 補助費等は、
東総地区広域市町村圏事務組合一般廃棄物処理事業特別会計負担金や、
介護施設等施設開設準備経費等支援事業が減となりますが、
病院事業会計補助金などの増によりまして、前年度に対し0.8%増の21億5,302万3,000円となりました。 積立金は、前年度に対しまして6.0%増の3,685万9,000円となりました。 投資及び出資金は、
病院事業会計出資金の増によりまして、前年度に対し11.5%増の1億754万4,000円となりました。 貸付金は、前年度と同額の9,000万円となりました。 繰出金は、
国民健康保険特別会計繰り出しは減少するものの、
介護保険特別会計繰出金や
後期高齢者医療療養給付費負担金などの増加によりまして、前年度に対し1.7%増の15億278万6,000円となりました。 投資的経費は、
土地改良助成事業におけます
農業高度化支援事業補助金が増となりますが、小・中学校の
校務用パソコン活用事業や
ドーム改修事業などが減となることから、前年度に対しまして49.3%減の6億5,986万3,000円となりました。 予備費は、前年度と同額の2,500万円を計上いたしました。 以上の結果、表の下から2行目の人件費、扶助費及び公債費の義務的経費につきましては、前年度に対しまして1.4%増の79億8,510万9,000円、構成比につきましては2.7ポイント増加の55.2%となりました。 その下の任意的経費につきましては、前年度に対しまして8.7%減の64億9,289万1,000円、構成比につきましては2.7ポイント減の44.8%となりました。 次に、5ページをお願いいたします。 基金の状況でございますけれども、表の右下の令和4年度末の基金総額の見込額は、前年度に対しまして5億600万円減の47億2,300万円を見込んでおります。 このうち、表の一番上の
財政調整基金の令和3年度末の見込みでございますが、前年度と比較をいたしまして3億9,900万円増の27億1,300万円の見込みであります。 令和4年度末の
財政調整基金残高につきましては、令和3年度決算に伴います剰余金などの積立てを1億5,200万円とし、令和4年度に予算計上いたしました6億7,000万円の取崩しを行いますと、21億9,500万円になるものと見込んでおります。 次に、6ページをお開き願います。 地方債の状況でございますけれども、まず(1)令和4年度の市債発行額の合計につきましては、令和3年度発行見込みに対して10億4,320万円減の2億8,930万円でございます。 なお、令和4年度におきましては
合併特例事業債の起債はございません。 (2)の市債残高につきましては、令和4年度末では
臨時財政対策債の償還額が多くなり、償還額が発行額を上回ることから、令和3年度末見込額に対しまして14億600万円減の142億4,800万円と見込んでおります。 7ページから8ページには目的別の主要事業、また、9ページから15ページには主要な
事業別予算を掲載しております。 以上が令和4年度
一般会計予算の概要でございます。 なお、歳入の詳細につきましては令和4年度匝瑳市予算書17ページから32ページ、歳出につきましては33ページから203ページに記載のとおりでございます。よろしく御審議くださるようお願いいたします。
○議長(石田勝一君) 財政課長の概要説明が終わりました。 次に、議案第2号 令和4年度匝瑳市
国民健康保険特別会計予算について及び議案第3号 令和4年度匝瑳市
後期高齢者医療特別会計予算について、市民課長から本議案についての概要説明を求めます。
山崎市民課長。
◎市民課長(山崎利男君) 議案第2号 令和4年度匝瑳市
国民健康保険特別会計予算について、その概要を御説明させていただきます。 資料につきましては、令和4年度当初予算についてを御用意願います。 18ページをお開き願います。 初めに、国保会計につきましては、令和4年度は広域化後5年目となり、前年度の実績を踏まえた予算編成となりました。また、国保税につきましては、令和元年度より資産割を廃止し、4方式から3方式へ変更しております。 令和4年度の
国民健康保険特別会計の当初予算の
歳入歳出総額は、対前年度当初予算比1.4%、6,390万4,000円増の46億7,935万円でございます。 それでは、歳入について御説明申し上げます。 1
款国民健康保険税は9億323万5,000円で、前年度と比較して2,089万2,000円、2.4%の増であります。増額の主な要因は、課税所得の増加によるものでございます。 2
款一部負担金は、1,000円を計上いたしました。 3款使用料及び手数料は、1,000円を計上いたしました。 4
款国庫支出金は、1,000円を計上いたしました。 5款県支出金は32億8,038万3,000円で、前年度と比較して8,859万4,000円、2.8%の増でございます。当科目は、歳出2款の
保険給付費及び5款の
保健事業費等の国・県負担金などを県からの支出として計上したものでございます。増額となる主な要因は、歳出2款の
保険給付費の増加によるものでございます。 6款財産収入は、前年度と同額の2,000円を計上いたしました。 7款繰入金は4億8,522万7,000円で、前年度と比較して4,531万7,000円、8.5%の減でございます。減少となる主な要因は、基金取崩し分の減少によるものです。内訳として、一般会計からの法定繰入れは3億2,022万7,000円で、内容は
保険基盤安定分、未就学児均等割保険税分、
職員給与費等分及び出産育児一時金の3分の2相当額並びに
財政安定化支援事業分であります。また、
財政調整基金繰入れは1億6,500万円を計上しました。 8款繰越金は、前年度と同額の1,000円を計上いたしました。 9款諸収入は1,049万9,000円で、前年度と比較して26万5,000円、2.5%の減でございます。主な内容は、
国保税延滞金、被
保険者第三者納付金、給付費の
過年度返納金等であります。 続きまして、歳出について御説明申し上げます。 19ページをお願いいたします。 1款総務費は7,604万7,000円で、前年度と比較して522万1,000円、6.4%の減でございます。内容は、
職員人件費及び
事務経費分でございます。 2
款保険給付費は32億3,504万8,000円で、前年度と比較して9,800万9,000円、3.1%の増でございます。
療養給付費の増加が見込まれることから増となっております。 3
款国民健康保険事業費納付金は12億7,672万円で、前年度と比較して2,956万3,000円、2.3%の減でございます。当科目は、市民がかかる医療費の給付のためなどの財源として、市が県に納める費用となり、本市には当該金額が割り当てられたところです。 4
款共同事業拠出金は、1,000円を計上しました。 5
款保健事業費は6,138万5,000円で、前年度と比較して74万2,000円、1.2%の増でございます。主な内容は、
特定健康診査事業、
特定保健指導事業、
短期人間ドック事業であります。 6
款基金積立金は3,000円で、前年度と比較して1,000円、50%の増でございます。 7款公債費は、前年度と同額の1,000円を計上しました。 8款諸支出金は1,514万5,000円で、対前年度比6万4,000円、0.4%の減でございます。 9款予備費は、前年度と同額の1,500万円を計上しました。 以上が令和4年度
国民健康保険特別会計当初予算の概要であります。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 続いて、議案第3号 令和4年度匝瑳市
後期高齢者医療特別会計予算について、その概要を御説明させていただきます。 令和4年度当初予算についての21ページをお開きください。 初めに、
後期高齢者医療広域連合の財政運営は、2年ごとに
保険料率等の見直しを行うこととされており、令和4、5年度については
賦課限度額についての改正が広域連合で決定されておりますので、その概要を説明させていただきます。 まず、
賦課限度額が国の制度改正により64万円から66万円に引き上げられます。なお、
保険料調整基金を活用することにより、保険料率につきましては均等割額4万3,400円、所得割率8.39%で据置きとなります。 令和4年度の
後期高齢者医療特別会計の当初予算の
歳入歳出総額は、対前年度当初予算比4.5%、2,270万1,000円増の5億2,266万1,000円でございます。 それでは、歳入について御説明申し上げます。 1
款後期高齢者医療保険料は3億6,199万2,000円で、前年度に対し2,276万7,000円、6.7%の増でございます。増加の主な要因は、
保険料改定などによるものです。 2款使用料及び手数料は、前年度と同額の1,000円を計上しました。 3款繰入金は1億4,071万7,000円で、対前年度比66万円、0.5%の減であります。減少の主な要因は、
保険基盤安定繰入金の減少によるものです。 4款繰越金は、前年度と同額の80万円を計上いたしました。 5款諸収入は1,915万1,000円で、対前年度比59万4,000円、3.2%の増であります。内訳は、
保険料延滞金及び
過年度保険料還付金に係る広域連合からの拠出金、並びに広域連合からの
健康診査受託料を見込んでいます。 次に、歳出について御説明申し上げます。 22ページをお願いいたします。 1款総務費は2,780万円、対前年度比20万円、0.7%の増を見込んでおります。 2款
後期高齢者医療広域連合納付金は4億7,510万9,000円、対前年度比2,190万7,000円、4.8%の増を見込んでおります。内訳は、歳入における保険料収納額と
保険基盤安定繰入金の全額を広域連合に納付するもので、保険料の増額により納付金も増額となりました。 3
款保健事業費は1,815万2,000円、対前年度比59万4,000円、3.4%の増を見込んでおります。 4款諸支出金は80万円で、前年度と同額であります。 5款予備費は80万円で、前年度と同額であります。 以上が令和4年度
後期高齢者医療特別会計当初予算の概要です。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(石田勝一君) 市民課長の概要説明が終わりました。 次に、議案第4号 令和4年度匝瑳市介護保険特別会計予算について、
高齢者支援課長から本議案についての概要説明を求めます。 篠塚
高齢者支援課長。
◎
高齢者支援課長(篠塚智子君) 議案第4号 令和4年度匝瑳市介護保険特別会計予算について、概要を御説明させていただきます。 資料といたしまして、資料4の令和4年度当初予算についてを御用意願います。 それでは、23ページをお開き願います。 初めに、介護保険事業計画につきまして、本計画は3年を1期として定めることとされております。令和4年度は、第8期匝瑳市高齢者福祉計画・介護保険事業計画の2年目となり、第1号被保険者の保険料標準月額は、令和3年度と同額の5,400円で計上しております。 令和4年度介護保険特別会計の当初予算の総額は、歳入歳出ともに前年度当初予算との比較では4.8%、1億8,775万円増の41億2,090万7,000円となりました。 それでは、歳入について御説明をさせていただきます。 1款保険料は7億4,510万6,000円で、前年度から525万6,000円、0.7%の増でございます。こちらは65歳以上の第1号被保険者が負担する保険料で、増減理由といたしましては、被保険者の増加によるものでございます。 2款使用料及び手数料は1,000円で、前年度と同額でございます。 3
款国庫支出金は9億7,211万7,000円で、前年度から4,277万7,000円、4.6%の増でございます。こちらは介護保険事業の執行に必要な国の負担分で、増減理由といたしましては、介護サービス量の増加によるものでございます。 4款支払基金交付金は10億6,568万1,000円で、前年度から5,121万5,000円、5.0%の増でございます。こちらは40歳から64歳までの第2号被保険者負担分で、社会保険診療報酬支払基金から交付されるものでございます。増減理由といたしましては、介護サービス量の増加によるものでございます。 5款県支出金は5億9,637万5,000円で、前年度から2,759万2,000円、4.9%の増でございます。こちらは介護保険事業の執行に必要な県の負担分で、増減理由といたしましては、介護サービス量の増加によるものでございます。 6款財産収入は4,000円で、前年度と同額でございます。こちらにつきましては、基金運用における預金利子でございます。 7款寄附金は1,000円で、前年度と同額でございます。 8款繰入金は7億3,601万2,000円で、前年度から6,103万2,000円、9.0%の増でございます。こちらは、介護保険事業の執行に必要な市の負担分等を一般会計から繰り入れるものでございます。主な増減理由といたしましては、
介護給付費準備基金からの繰入金の増加によるものでございます。 9款繰越金は500万円で、前年度と同額でございます。 10款諸収入は61万円で、前年度から12万2,000円、16.7%の減でございます。こちらは地域支援事業の任意事業として行うサービスの利用者負担分が主なものでございます。増減理由といたしましては、配食サービス事業収入の減及び
会計年度任用職員が共済組合に切り替わったことによる雇用保険料の減でございます。 続きまして、歳出について御説明いたします。 24ページをお開き願います。 1款総務費は8,986万9,000円で、前年度から105万2,000円、1.2%の増でございます。こちらは介護認定調査費及び賦課徴収費等でございます。主な増減理由といたしましては、第9期高齢者福祉計画・介護保険事業計画策定に係る費用を計上したことによるものでございます。 2
款保険給付費は38億5,836万9,000円で、前年度から1億8,527万1,000円、5.0%の増で、こちらは介護サービスの利用に要する経費でございます。主な増減理由といたしましては、介護サービス量の増加によるものでございます。 3款財政安定化基金拠出金は1,000円で、前年度と同額でございます。 4
款基金積立金は3,000円で、前年度と同額でございます。 5款地域支援事業費は1億5,696万3,000円で、前年度から122万7,000円、0.8%の増でございます。主な増減理由といたしましては、介護予防・生活支援サービス事業などに要する経費の増加によるものでございます。 6款公債費は1,000円で、前年度と同額でございます。 7款諸支出金は570万1,000円で、前年度から20万円、3.6%の増となります。こちらは国・県支出金等の精算返納金を計上しております。主な増減理由といたしましては、第1号被保険者保険料還付金の増加によるものでございます。 8款予備費は1,000万円で、前年度と同額でございます。 なお、歳入の詳細につきましては、令和4年度匝瑳市予算書の283ページから287ページ、歳出の詳細につきましては288ページから304ページまでに記載のとおりでございます。 以上が令和4年度介護保険特別会計予算の概要でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 以上です。
○議長(石田勝一君)
高齢者支援課長の概要説明が終わりました。 次に、議案第5号 令和4年度匝瑳市病院事業会計予算について、
市民病院事務局長から本議案についての概要説明を求めます。 太田
市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) それでは私から、議案第5号 令和4年度匝瑳市病院事業会計予算の概要について、資料4、令和4年度当初予算についてによりまして説明をさせていただきます。 25ページを御覧ください。 令和4年度匝瑳市病院事業会計予算の概要を記載しております。 匝瑳市民病院では、将来にわたり持続可能な病院運営を目指し、経営健全化に取り組んでいます。令和3年度においても
新型コロナウイルス感染症の影響は大きく、入院、外来収益等は以前の水準まで回復していません。地域の中核病院としての役割を担うため、令和4年度も引き続き感染症対策を徹底するとともに、経営改善に努め、経営の健全化を図るものです。 初めに、収益的収支の状況について説明させていただきます。 病院事業の予算額は、前年度比1.5%増の22億5,577万6,000円、介護老人保健施設事業は0.2%増の6億6,022万4,000円、合計では1.2%増の29億1,600万円となりました。 次に、病院事業の状況です。病院事業収益のうち、入院収益は許可病床数99床に対し、病床利用率66.7%を予定し、前年度比1.4%減の8億5,519万5,000円、外来収益は1日当たりの患者数315人を予定し、前年度比1.2%減の6億5,063万3,000円を計上しました。訪問看護ステーション収益は前年度比0.4%減の1億548万円、居宅介護支援事業所収益は前年度比0.6%増の3,360万円を計上しました。 他会計繰入金は、不採算地区病院への財政措置の拡充に伴い、前年度比15.5%増の4億2,831万8,000円を計上し、その他収益は、長期前受金戻入れの減等により、前年度比2.8%減の1億8,255万円を計上しました。 次に、費用になります。説明は、26ページのほうを御覧いただきたいと思います。 病院事業費用のうち、給与費は看護職員の処遇改善等により、前年度比1.9%増の12億7,472万2,000円、材料費は薬品費等の減により、前年度比2.7%減の1億9,225万円、経費は前年度比0.1%増の4億4,787万1,000円を計上しました。減価償却費は前年度比3.0%減の1億2,921万7,000円、その他費用は、雑損失や長期前払消費税勘定償却の増により、前年度比10.5%増の5,804万4,000円を計上しました。訪問看護ステーション費用は前年度比5.6%増の1億1,741万4,000円、居宅介護支援事業所費用も前年度比21.4%増の3,625万8,000円を計上しました。いずれも配置人員の増を見込んだことによるものです。 次に、介護老人保健施設事業の状況です。介護老人保健施設事業収益のうち、入所収益は1日当たり95人の入所者を予定し、前年度比0.4%増の4億8,545万円、通所収益は1日当たり27人の通所者を予定し、前年度比0.3%増の9,208万1,000円、他会計繰入金は前年度比0.8%減の2,667万9,000円を計上しました。 介護老人保健施設事業費用は、介護職員の処遇改善による給与費の増や減価償却費の増等により、前年度比0.2%増の6億6,022万4,000円を計上しました。 次に、資本的収支の状況です。資本的収支は、将来の経営活動に備えて行う医療機器の購入や施設整備、企業債の元金償還などの支出と、その財源としての企業債(借入金)と、企業債償還のための一般会計からの出資金などで構成されています。令和4年度は、企業債等を財源として、麻酔システム、上部消化管用経鼻スコープ等医療機器の購入や、中央監視・自動制御機器の更新等、施設の整備を予定します。 次に、27ページを御覧ください。 資本的収入のうち、病院事業の収入は前年度比24.4%減の7,811万8,000円、介護老人保健施設事業の収入は55.8%増の9,442万円、合計では5.2%増の1億7,253万8,000円を計上しています。 次に、資本的支出のうち、病院事業の支出は前年度比12.3%減の1億1,938万5,000円、介護老人保健施設事業の支出は46.9%増の9,897万円、合計では7.3%増の2億1,835万5,000円を計上しています。 令和4年度において、収入が支出に対して不足する額4,581万7,000円は、過年度分損益勘定留保資金で補填します。収入・支出の詳細は、下の表を御参照いただきたいと思います。 次に、28ページを御覧ください。 繰入金の推移です。一般会計からの繰入金は、救急医療、高度医療、医師確保対策、企業債の元利償還金に要する経費などに充てるための収入です。令和4年度は、新型コロナウイルス感染対策補助を見込んでいないことから、令和3年度と比較して4,600万円減の5億5,400万円を計上しました。 最後に、企業債残高の推移です。病院事業では、令和4年度は、麻酔システムほか10件の医療器械購入及び病院施設整備のため3,410万円の起債を予定しており、企業債残高は2億9,400万円となる見込みです。 介護老人保健施設事業では、令和4年度は、中央監視・自動制御機器等の施設整備のため3,050万円の起債を予定しており、企業債残高は、令和4年度末には5億6,100万円となる見込みです。 以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(石田勝一君)
市民病院事務局長の概要説明が終わりました。 質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第1号から議案第7号までの質疑を打ち切ります。 議案第8号 匝瑳市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 質疑を許します。質疑ありませんか。 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 匝瑳市職員の育児休業等に関する条例の改正ということで、第2条、それから第23条、第24条ということを一部削除、また追加するということなんですけれども。 それで、この本法との関係で文言の言い回しがちょっと変わっていますので、例えば第2条については、この条例が匝瑳市職員の育児休業に関する条例なんですが、第2条は育児休業をすることができない職員はということであるんですよね。ちょっとその文言の作り方が複雑になっておりますので、説明をいただきたいと思います。一体この条例は何を言っているのか。そして、法律改正に伴い、どういったことが変わるのか。説明をお願いします。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) それでは、ただいまの田村議員の御質問にお答えをさせていただきます。 今回の条例改正の概要ということで御説明をさせていただきたいと思います。 匝瑳市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定の概要でございますけれども、これにつきましては、令和4年4月から国家公務員に係る妊娠・出産・育児等の仕事の両立支援のために講じる措置といたしまして、非常勤職員の育児休業等の取得の要件が緩和される等、こういったことに伴いまして、本市においても国に準じた取扱いをするため、所要の改正を行うものでございます。 大きく分けまして2点ございまして、まず1点目ですけれども、非常勤職員、
会計年度任用職員でございますが、育児休業及び部分休業の取得ができる要件といたしまして、引き続き在職した期間が1年以上である非常勤職員、この項目を削除いたします。このことから、1年を経過しなくても取得できるということになります。 次に、育児休業を取得しやすいように、当該職員または配偶者が妊娠または出産をしたことを申し出たときに、当該職員に対しまして育児休業等に関する制度のお知らせをする、また育児休業の請求に関する意向を確認するための面談をする。また、これらが円滑に行われるように、育児休業に係る研修、育児休業に関する相談体制の整備、育児休業制度の周知など、育児休業に係る勤務環境の整備に関する措置を講じることになります。 このことから、これらの条項を追加させていただくということで、育児休業を取得しやすいようにするということでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 従来ですと、育児休業というと、子どもを妊娠・出産し、そしてその延長線上で育児をするという女性ならではのというような認識であったかと思いますが、今回は、この対象となる職員については男女を問わずということなんでしょうか。 それから、事実婚の場合、また婚姻届を提出している婚姻関係にある場合とか、そういったところの具体的な例としてはどういったことが考えられるでしょうか。