匝瑳市議会 > 2022-03-09 >
03月09日-02号

  • "インターチェンジ"(/)
ツイート シェア
  1. 匝瑳市議会 2022-03-09
    03月09日-02号


    取得元: 匝瑳市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    令和 4年  3月 定例会          匝瑳市議会令和4年3月定例会議事日程(第6日)                       3月9日(水曜日)午前10時開議1 開議2 上程議案に対する大綱質疑3 議案(第1号-第11号・第13号-第16号)の委員会付託4 発議案(第1号)の上程-採決  発議案第1号 ロシアによるウクライナへの軍事侵略に対する非難決議について5 散会---------------------------------------出席議員(15名)     議長  石田勝一君       副議長  椿 日出男君     2番  椎名勝英君        3番  都祭広一君     4番  増田正義君        6番  平山政利君     7番  林 明敏君        8番  山崎 等君     9番  行木光一君       10番  武田光由君    12番  石田加代君       13番  浅野勝義君    14番  栗田剛一君       15番  佐藤 悟君    16番  田村明美君       18番  欠員---------------------------------------欠席議員(2名)     1番  内山隼人君       11番  小川博之君---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長        増田善一    次長          江波戸英樹 主査          川島誠二    主査補         伊橋実希子---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者 市長          宮内康幸君   副市長         宇井和夫君 病院事業管理者     菊地紀夫君   秘書課長        大木恒一君 企画課長        林 雅之君   総務課長        布施昌英君 財政課長        大川純一君   市民課長        山崎利男君 産業振興課長      武田英樹君   都市整備課長      渡邉保行君 建設課長        佐藤雅一君   福祉課長        畔蒜稔行君 高齢者支援課長     篠塚智子君   市民病院事務局長    太田和広君 教育委員会教育長    二村好美君   教育委員会学校教育課長 矢澤敏和君 △開議の宣告(午前10時00分) ○議長(石田勝一君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は15名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 これより、3月4日の本会議散会前に引き続きまして、本日の会議を開きます。 ここで申し上げます。 各常任委員会委員及び議会運営委員会委員、並びに一部事務組合議会議員名簿を各議席に配付いたしました。 なお、配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。--------------------------------------- △上程議案に対する大綱質疑 ○議長(石田勝一君) 日程第1、日程に従いまして、これより上程議案に対する大綱質疑を行います。 この際、申し上げます。 本日の日程は大綱質疑でありますが、質疑終了後、各常任委員会に議案の審査を付託いたしますので、質疑については議案の大綱の範囲とし、重複する事項は避け、円滑な議事運営ができますよう御協力をお願いいたします。また、執行部の答弁も直截簡明に行うよう要望いたします。 これより質疑に入ります。 議案第1号 令和4年度匝瑳市一般会計予算についてから議案第7号 令和3年度匝瑳市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてまでを一括議題とします。 初めに、議案第1号 令和4年度匝瑳市一般会計予算について、財政課長から本議案についての概要説明を求めます。 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) それでは、議案第1号 令和4年度匝瑳市一般会計予算について、概要を御説明させていただきます。 恐れ入りますが、説明資料といたしまして配付してございます提出資料4、令和4年度当初予算についてを御用意願います。 1ページをお開き願います。 初めに、一般会計の予算規模でございますが、144億7,800万円といたしました。令和4年度一般会計当初予算は、政策的経費の一部を除き、骨格予算として編成をいたしました。このような中におきまして、ドーム改修事業小・中学校校務用パソコン活用事業の終了により、前年度当初予算と比較いたしますと5億200万円、3.4%の減となりました。 次に、2ページをお願いいたします。 歳入について御説明させていただきます。 1款市税は36億3,374万4,000円で、前年度に対して5,269万9,000円、1.5%の増でございます。主な要因といたしましては、新型コロナウイルス感染症に係る固定資産税の特例減免が終了したことによるものでございます。 2款地方譲与税は2億137万2,000円で、前年度に対しまして1,129万7,000円、5.9%の増でございます。 3款利子割交付金は100万円で、前年度に対し100万円、50.0%の減でございます。 4款配当割交付金は1,300万円で、前年度に対し200万円、18.2%の増でございます。 5款株式等譲渡所得割交付金は、前年度と同額の1,000万円を計上いたしました。 6款法人事業税交付金は3,100万円で、前年度に対して600万円、24.0%の増でございます。 7款地方消費税交付金は8億3,000万円で、前年度に対し6,000万円、7.8%の増でございます。 8款自動車取得税交付金は、過年度分といたしまして窓口の1,000円を計上いたしました。 9款環境性能割交付金は3,100万円で、前年度に対しまして600万円、24.0%の増でございます。 10款地方特例交付金は1,300万円で、前年度に対しまして2,600万円、66.7%の減でございます。これは、令和3年度に行われました固定資産税の特例措置に伴う補填として、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金1,000万円の減等を見込み計上したことによるものです。 2款から10款につきましては、国の地方財政計画や令和3年度の決算見込み等に基づき積算をいたしました。 11款地方交付税は48億5,010万円で、前年度に対しまして6億5,000万円、15.5%の増でございます。内訳といたしましては、普通交付税が44億5,000万円で、前年度から7億5,000万円、20.3%の増となります。これは、国の地方財政計画の伸び及び令和3年度決定額、約46億7,000万円を参考に計上をいたしました。 特別交付税は4億円で、前年度に対しまして1億円、20.0%の減。また、震災復興特別交付税は、前年度同額の10万円を計上いたしました。 13款分担金及び負担金は2億4,966万8,000円で、前年度と比較して3,141万4,000円、11.2%の減でございます。昨年4月から、広域ごみ処理業務東総地区広域市町村圏事務組合で開始され、ごみ収集業務は当面各市で行われており、中継施設が整備されるまでの間は、パッカー車のごみを東総地区クリーンセンターへ直接搬入をしております。旧松山清掃工場へ搬入する場合と、東総地区クリーンセンターへ搬入する場合との差額分として、東総地区広域市町村圏事務組合からの負担金が1,965万4,000円の減額となるほか、保育所運営費負担金1,324万9,000円の減が主な要因となっております。 14款使用料及び手数料は1億3,328万円で、前年度に対しまして1,846万5,000円、12.2%の減でございます。これは、市で販売するごみ袋料金が1,070万円の減、またパークゴルフそうさ利用料を566万4,000円の減と見込んだことによるものでございます。 15款国庫支出金は18億9,416万3,000円で、前年度に対しまして6,434万6,000円、3.5%の増でございます。生活保護費等負担金が6,247万1,000円増加することが主な要因となっております。 16款県支出金は11億3,757万5,000円で、前年度に対しまして6,775万9,000円、6.3%の増でございます。介護施設等整備事業被災住宅修繕緊急支援事業の終了によりまして、3,108万2,000円の減がございましたが、農業経営高度化支援事業におきまして9,573万3,000円の増によるものになります。 17款財産収入は5,450万円で、前年度に対しまして271万7,000円、5.2%の増でございます。 18款寄附金は2,584万7,000円で、前年度同額を計上してございます。 19款繰入金は6億9,245万8,000円で、前年度に対しまして4億8,921万9,000円、41.4%の減でございます。主な減要因でございますけれども、財政調整基金繰入れが2億9,000万円の減、地域振興基金繰入れが1億5,550万円の減などによるものでございます。 20款繰越金は、前年度同額の1億5,000万円を計上いたしました。 21款諸収入は2億3,099万2,000円で、前年度に対しまして332万円、1.4%の減でございます。 22款市債は2億8,930万円で、臨時財政対策債が5億7,000万円の減、ドーム改修事業債が2億520万円の減となりますことから、前年度に対しまして8億5,540万円、74.7%の減でございます。 以上の結果、表の下から2行目の自主財源につきましては51億7,048万9,000円で、前年度に対しまして4億8,700万2,000円、8.6%の減となっており、構成比といたしましては、前年度に対しまして2.1ポイント減の35.7%となりました。 その下の依存財源につきましては93億751万1,000円で、前年度に対しまして1,499万8,000円、0.2%の減となっており、構成比につきましては2.1ポイント増の64.3%となりました。 3ページをお願いいたします。 次に、歳出につきまして、目的別に御説明をさせていただきます。 1款議会費は、前年度に対しまして248万1,000円、1.4%増の1億7,784万円を計上いたしました。 2款総務費は、匝瑳市議会議員選挙資産税事務費などの増により、前年度に対しまして3,163万3,000円、1.7%増の18億5,595万3,000円を計上いたしました。 3款民生費は、生活保護扶助費自立支援給付事業などの増によりまして、前年度に対し1億1,446万1,000円、2.2%増の53億7,728万2,000円を計上いたしました。 4款衛生費は、ごみ収集処理業務東総地区広域市町村圏事務組合一般廃棄物処理事業特別会計負担金の減がございますが、病院事業会計助成事業や、予防接種事業におけます子宮頸がんワクチンの積極的勧奨に伴う増によりまして、前年度に対し1,601万9,000円、1.0%増の16億8,776万1,000円を計上いたしました。 5款農林水産業費は、基幹水利施設ストックマネジメント事業の減額がございますが、飼料用米等生産拡大支援事業土地改良助成事業の増によりまして、前年度に対し6,270万8,000円、10.6%増の6億5,304万2,000円を計上いたしました。 6款商工費は、銚子連絡道路匝瑳市内インターチェンジ予定地周辺への産業立地に向けた候補地を抽出する調査・検討を行うため、産業用地整備推進事業を新規に計上する一方で、中小企業者借入金利子補給金観光協会助成事業補助金などの減額により、前年度に対して222万9,000円、1.1%減の1億9,405万5,000円を計上いたしました。 7款土木費は、市道108号線(八日市場イ)道路改良事業、市道11137号線(野手)道路改良事業橋梁維持事業被災住宅修繕緊急支援事業などが減となることから、前年度に対しまして2億4,286万9,000円、29.0%減の5億9,386万8,000円を計上いたしました。 8款消防費は、団員等報酬単価の引上げによる消防団員報酬の増がございますが、消防施設整備事業などの減額によりまして、前年度に対し15万円、0.0%減の7億2,657万9,000円を計上いたしました。 9款教育費は、小学校施設整備事業の減に加え、小・中学校校務用パソコン活用事業ドーム改修事業の減によりまして、前年度に対し4億7,294万7,000円、24.8%減の14億3,439万4,000円を計上いたしました。 10款災害復旧費は、窓口といたしまして、前年度と同額の1万6,000円を計上いたしました。 11款公債費は、臨時財政対策債などの元金償還金の増加があるものの利子が減少することから、前年度に対しまして1,110万7,000円、0.6%減の17億5,220万9,000円を計上いたしました。 12款諸支出金は、窓口といたしまして、前年度と同額の1,000円を計上いたしました。 13款予備費につきましては、前年度と同額の2,500万円を計上いたしております。 次に、4ページをお願いいたします。 性質別の歳出について御説明をさせていただきます。 まず、人件費でございますけれども、会計年度任用職員に係ります一般職給などの増加によりまして、前年度に対し0.4%増の30億1,086万9,000円となりました。 扶助費は、施設型給付費負担金が減となりますが、自立支援給付事業におけます介護給付費や、生活保護扶助費におけます医療扶助費の増により、前年度に対し3.6%増の32億2,203万1,000円となりました。 公債費は、臨時財政対策債などの元金償還の増がございますけれども、利子が減少することから、前年度に対しまして1,110万7,000円、0.6%減の17億5,220万9,000円となりました。 物件費は、不動産鑑定評価委託料が増となりますけれども、ごみ収集処理業務委託料の減などによりまして、前年度に対し0.5%減の17億4,631万9,000円となりました。 維持補修費は、道路維持修繕施設修繕費などの減少により、前年度に対しまして10.2%減の1億7,149万7,000円となりました。 補助費等は、東総地区広域市町村圏事務組合一般廃棄物処理事業特別会計負担金や、介護施設等施設開設準備経費等支援事業が減となりますが、病院事業会計補助金などの増によりまして、前年度に対し0.8%増の21億5,302万3,000円となりました。 積立金は、前年度に対しまして6.0%増の3,685万9,000円となりました。 投資及び出資金は、病院事業会計出資金の増によりまして、前年度に対し11.5%増の1億754万4,000円となりました。 貸付金は、前年度と同額の9,000万円となりました。 繰出金は、国民健康保険特別会計繰り出しは減少するものの、介護保険特別会計繰出金後期高齢者医療療養給付費負担金などの増加によりまして、前年度に対し1.7%増の15億278万6,000円となりました。 投資的経費は、土地改良助成事業におけます農業高度化支援事業補助金が増となりますが、小・中学校の校務用パソコン活用事業ドーム改修事業などが減となることから、前年度に対しまして49.3%減の6億5,986万3,000円となりました。 予備費は、前年度と同額の2,500万円を計上いたしました。 以上の結果、表の下から2行目の人件費、扶助費及び公債費の義務的経費につきましては、前年度に対しまして1.4%増の79億8,510万9,000円、構成比につきましては2.7ポイント増加の55.2%となりました。 その下の任意的経費につきましては、前年度に対しまして8.7%減の64億9,289万1,000円、構成比につきましては2.7ポイント減の44.8%となりました。 次に、5ページをお願いいたします。 基金の状況でございますけれども、表の右下の令和4年度末の基金総額の見込額は、前年度に対しまして5億600万円減の47億2,300万円を見込んでおります。 このうち、表の一番上の財政調整基金の令和3年度末の見込みでございますが、前年度と比較をいたしまして3億9,900万円増の27億1,300万円の見込みであります。 令和4年度末の財政調整基金残高につきましては、令和3年度決算に伴います剰余金などの積立てを1億5,200万円とし、令和4年度に予算計上いたしました6億7,000万円の取崩しを行いますと、21億9,500万円になるものと見込んでおります。 次に、6ページをお開き願います。 地方債の状況でございますけれども、まず(1)令和4年度の市債発行額の合計につきましては、令和3年度発行見込みに対して10億4,320万円減の2億8,930万円でございます。 なお、令和4年度におきましては合併特例事業債の起債はございません。 (2)の市債残高につきましては、令和4年度末では臨時財政対策債の償還額が多くなり、償還額が発行額を上回ることから、令和3年度末見込額に対しまして14億600万円減の142億4,800万円と見込んでおります。 7ページから8ページには目的別の主要事業、また、9ページから15ページには主要な事業別予算を掲載しております。 以上が令和4年度一般会計予算の概要でございます。 なお、歳入の詳細につきましては令和4年度匝瑳市予算書17ページから32ページ、歳出につきましては33ページから203ページに記載のとおりでございます。よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 財政課長の概要説明が終わりました。 次に、議案第2号 令和4年度匝瑳市国民健康保険特別会計予算について及び議案第3号 令和4年度匝瑳市後期高齢者医療特別会計予算について、市民課長から本議案についての概要説明を求めます。 山崎市民課長。 ◎市民課長(山崎利男君) 議案第2号 令和4年度匝瑳市国民健康保険特別会計予算について、その概要を御説明させていただきます。 資料につきましては、令和4年度当初予算についてを御用意願います。 18ページをお開き願います。 初めに、国保会計につきましては、令和4年度は広域化後5年目となり、前年度の実績を踏まえた予算編成となりました。また、国保税につきましては、令和元年度より資産割を廃止し、4方式から3方式へ変更しております。 令和4年度の国民健康保険特別会計の当初予算の歳入歳出総額は、対前年度当初予算比1.4%、6,390万4,000円増の46億7,935万円でございます。 それでは、歳入について御説明申し上げます。 1款国民健康保険税は9億323万5,000円で、前年度と比較して2,089万2,000円、2.4%の増であります。増額の主な要因は、課税所得の増加によるものでございます。 2款一部負担金は、1,000円を計上いたしました。 3款使用料及び手数料は、1,000円を計上いたしました。 4款国庫支出金は、1,000円を計上いたしました。 5款県支出金は32億8,038万3,000円で、前年度と比較して8,859万4,000円、2.8%の増でございます。当科目は、歳出2款の保険給付費及び5款の保健事業費等の国・県負担金などを県からの支出として計上したものでございます。増額となる主な要因は、歳出2款の保険給付費の増加によるものでございます。 6款財産収入は、前年度と同額の2,000円を計上いたしました。 7款繰入金は4億8,522万7,000円で、前年度と比較して4,531万7,000円、8.5%の減でございます。減少となる主な要因は、基金取崩し分の減少によるものです。内訳として、一般会計からの法定繰入れは3億2,022万7,000円で、内容は保険基盤安定分、未就学児均等割保険税分、職員給与費等分及び出産育児一時金の3分の2相当額並びに財政安定化支援事業分であります。また、財政調整基金繰入れは1億6,500万円を計上しました。 8款繰越金は、前年度と同額の1,000円を計上いたしました。 9款諸収入は1,049万9,000円で、前年度と比較して26万5,000円、2.5%の減でございます。主な内容は、国保税延滞金、被保険者第三者納付金、給付費の過年度返納金等であります。 続きまして、歳出について御説明申し上げます。 19ページをお願いいたします。 1款総務費は7,604万7,000円で、前年度と比較して522万1,000円、6.4%の減でございます。内容は、職員人件費及び事務経費分でございます。 2款保険給付費は32億3,504万8,000円で、前年度と比較して9,800万9,000円、3.1%の増でございます。療養給付費の増加が見込まれることから増となっております。 3款国民健康保険事業費納付金は12億7,672万円で、前年度と比較して2,956万3,000円、2.3%の減でございます。当科目は、市民がかかる医療費の給付のためなどの財源として、市が県に納める費用となり、本市には当該金額が割り当てられたところです。 4款共同事業拠出金は、1,000円を計上しました。 5款保健事業費は6,138万5,000円で、前年度と比較して74万2,000円、1.2%の増でございます。主な内容は、特定健康診査事業特定保健指導事業短期人間ドック事業であります。 6款基金積立金は3,000円で、前年度と比較して1,000円、50%の増でございます。 7款公債費は、前年度と同額の1,000円を計上しました。 8款諸支出金は1,514万5,000円で、対前年度比6万4,000円、0.4%の減でございます。 9款予備費は、前年度と同額の1,500万円を計上しました。 以上が令和4年度国民健康保険特別会計当初予算の概要であります。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 続いて、議案第3号 令和4年度匝瑳市後期高齢者医療特別会計予算について、その概要を御説明させていただきます。 令和4年度当初予算についての21ページをお開きください。 初めに、後期高齢者医療広域連合の財政運営は、2年ごとに保険料率等の見直しを行うこととされており、令和4、5年度については賦課限度額についての改正が広域連合で決定されておりますので、その概要を説明させていただきます。 まず、賦課限度額が国の制度改正により64万円から66万円に引き上げられます。なお、保険料調整基金を活用することにより、保険料率につきましては均等割額4万3,400円、所得割率8.39%で据置きとなります。 令和4年度の後期高齢者医療特別会計の当初予算の歳入歳出総額は、対前年度当初予算比4.5%、2,270万1,000円増の5億2,266万1,000円でございます。 それでは、歳入について御説明申し上げます。 1款後期高齢者医療保険料は3億6,199万2,000円で、前年度に対し2,276万7,000円、6.7%の増でございます。増加の主な要因は、保険料改定などによるものです。 2款使用料及び手数料は、前年度と同額の1,000円を計上しました。 3款繰入金は1億4,071万7,000円で、対前年度比66万円、0.5%の減であります。減少の主な要因は、保険基盤安定繰入金の減少によるものです。 4款繰越金は、前年度と同額の80万円を計上いたしました。 5款諸収入は1,915万1,000円で、対前年度比59万4,000円、3.2%の増であります。内訳は、保険料延滞金及び過年度保険料還付金に係る広域連合からの拠出金、並びに広域連合からの健康診査受託料を見込んでいます。 次に、歳出について御説明申し上げます。 22ページをお願いいたします。 1款総務費は2,780万円、対前年度比20万円、0.7%の増を見込んでおります。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は4億7,510万9,000円、対前年度比2,190万7,000円、4.8%の増を見込んでおります。内訳は、歳入における保険料収納額と保険基盤安定繰入金の全額を広域連合に納付するもので、保険料の増額により納付金も増額となりました。 3款保健事業費は1,815万2,000円、対前年度比59万4,000円、3.4%の増を見込んでおります。 4款諸支出金は80万円で、前年度と同額であります。 5款予備費は80万円で、前年度と同額であります。 以上が令和4年度後期高齢者医療特別会計当初予算の概要です。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(石田勝一君) 市民課長の概要説明が終わりました。 次に、議案第4号 令和4年度匝瑳市介護保険特別会計予算について、高齢者支援課長から本議案についての概要説明を求めます。 篠塚高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(篠塚智子君) 議案第4号 令和4年度匝瑳市介護保険特別会計予算について、概要を御説明させていただきます。 資料といたしまして、資料4の令和4年度当初予算についてを御用意願います。 それでは、23ページをお開き願います。 初めに、介護保険事業計画につきまして、本計画は3年を1期として定めることとされております。令和4年度は、第8期匝瑳市高齢者福祉計画・介護保険事業計画の2年目となり、第1号被保険者の保険料標準月額は、令和3年度と同額の5,400円で計上しております。 令和4年度介護保険特別会計の当初予算の総額は、歳入歳出ともに前年度当初予算との比較では4.8%、1億8,775万円増の41億2,090万7,000円となりました。 それでは、歳入について御説明をさせていただきます。 1款保険料は7億4,510万6,000円で、前年度から525万6,000円、0.7%の増でございます。こちらは65歳以上の第1号被保険者が負担する保険料で、増減理由といたしましては、被保険者の増加によるものでございます。 2款使用料及び手数料は1,000円で、前年度と同額でございます。 3款国庫支出金は9億7,211万7,000円で、前年度から4,277万7,000円、4.6%の増でございます。こちらは介護保険事業の執行に必要な国の負担分で、増減理由といたしましては、介護サービス量の増加によるものでございます。 4款支払基金交付金は10億6,568万1,000円で、前年度から5,121万5,000円、5.0%の増でございます。こちらは40歳から64歳までの第2号被保険者負担分で、社会保険診療報酬支払基金から交付されるものでございます。増減理由といたしましては、介護サービス量の増加によるものでございます。 5款県支出金は5億9,637万5,000円で、前年度から2,759万2,000円、4.9%の増でございます。こちらは介護保険事業の執行に必要な県の負担分で、増減理由といたしましては、介護サービス量の増加によるものでございます。 6款財産収入は4,000円で、前年度と同額でございます。こちらにつきましては、基金運用における預金利子でございます。 7款寄附金は1,000円で、前年度と同額でございます。 8款繰入金は7億3,601万2,000円で、前年度から6,103万2,000円、9.0%の増でございます。こちらは、介護保険事業の執行に必要な市の負担分等を一般会計から繰り入れるものでございます。主な増減理由といたしましては、介護給付費準備基金からの繰入金の増加によるものでございます。 9款繰越金は500万円で、前年度と同額でございます。 10款諸収入は61万円で、前年度から12万2,000円、16.7%の減でございます。こちらは地域支援事業の任意事業として行うサービスの利用者負担分が主なものでございます。増減理由といたしましては、配食サービス事業収入の減及び会計年度任用職員が共済組合に切り替わったことによる雇用保険料の減でございます。 続きまして、歳出について御説明いたします。 24ページをお開き願います。 1款総務費は8,986万9,000円で、前年度から105万2,000円、1.2%の増でございます。こちらは介護認定調査費及び賦課徴収費等でございます。主な増減理由といたしましては、第9期高齢者福祉計画・介護保険事業計画策定に係る費用を計上したことによるものでございます。 2款保険給付費は38億5,836万9,000円で、前年度から1億8,527万1,000円、5.0%の増で、こちらは介護サービスの利用に要する経費でございます。主な増減理由といたしましては、介護サービス量の増加によるものでございます。 3款財政安定化基金拠出金は1,000円で、前年度と同額でございます。 4款基金積立金は3,000円で、前年度と同額でございます。 5款地域支援事業費は1億5,696万3,000円で、前年度から122万7,000円、0.8%の増でございます。主な増減理由といたしましては、介護予防・生活支援サービス事業などに要する経費の増加によるものでございます。 6款公債費は1,000円で、前年度と同額でございます。 7款諸支出金は570万1,000円で、前年度から20万円、3.6%の増となります。こちらは国・県支出金等の精算返納金を計上しております。主な増減理由といたしましては、第1号被保険者保険料還付金の増加によるものでございます。 8款予備費は1,000万円で、前年度と同額でございます。 なお、歳入の詳細につきましては、令和4年度匝瑳市予算書の283ページから287ページ、歳出の詳細につきましては288ページから304ページまでに記載のとおりでございます。 以上が令和4年度介護保険特別会計予算の概要でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 高齢者支援課長の概要説明が終わりました。 次に、議案第5号 令和4年度匝瑳市病院事業会計予算について、市民病院事務局長から本議案についての概要説明を求めます。 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) それでは私から、議案第5号 令和4年度匝瑳市病院事業会計予算の概要について、資料4、令和4年度当初予算についてによりまして説明をさせていただきます。 25ページを御覧ください。 令和4年度匝瑳市病院事業会計予算の概要を記載しております。 匝瑳市民病院では、将来にわたり持続可能な病院運営を目指し、経営健全化に取り組んでいます。令和3年度においても新型コロナウイルス感染症の影響は大きく、入院、外来収益等は以前の水準まで回復していません。地域の中核病院としての役割を担うため、令和4年度も引き続き感染症対策を徹底するとともに、経営改善に努め、経営の健全化を図るものです。 初めに、収益的収支の状況について説明させていただきます。 病院事業の予算額は、前年度比1.5%増の22億5,577万6,000円、介護老人保健施設事業は0.2%増の6億6,022万4,000円、合計では1.2%増の29億1,600万円となりました。 次に、病院事業の状況です。病院事業収益のうち、入院収益は許可病床数99床に対し、病床利用率66.7%を予定し、前年度比1.4%減の8億5,519万5,000円、外来収益は1日当たりの患者数315人を予定し、前年度比1.2%減の6億5,063万3,000円を計上しました。訪問看護ステーション収益は前年度比0.4%減の1億548万円、居宅介護支援事業所収益は前年度比0.6%増の3,360万円を計上しました。 他会計繰入金は、不採算地区病院への財政措置の拡充に伴い、前年度比15.5%増の4億2,831万8,000円を計上し、その他収益は、長期前受金戻入れの減等により、前年度比2.8%減の1億8,255万円を計上しました。 次に、費用になります。説明は、26ページのほうを御覧いただきたいと思います。 病院事業費用のうち、給与費は看護職員の処遇改善等により、前年度比1.9%増の12億7,472万2,000円、材料費は薬品費等の減により、前年度比2.7%減の1億9,225万円、経費は前年度比0.1%増の4億4,787万1,000円を計上しました。減価償却費は前年度比3.0%減の1億2,921万7,000円、その他費用は、雑損失や長期前払消費税勘定償却の増により、前年度比10.5%増の5,804万4,000円を計上しました。訪問看護ステーション費用は前年度比5.6%増の1億1,741万4,000円、居宅介護支援事業所費用も前年度比21.4%増の3,625万8,000円を計上しました。いずれも配置人員の増を見込んだことによるものです。 次に、介護老人保健施設事業の状況です。介護老人保健施設事業収益のうち、入所収益は1日当たり95人の入所者を予定し、前年度比0.4%増の4億8,545万円、通所収益は1日当たり27人の通所者を予定し、前年度比0.3%増の9,208万1,000円、他会計繰入金は前年度比0.8%減の2,667万9,000円を計上しました。 介護老人保健施設事業費用は、介護職員の処遇改善による給与費の増や減価償却費の増等により、前年度比0.2%増の6億6,022万4,000円を計上しました。 次に、資本的収支の状況です。資本的収支は、将来の経営活動に備えて行う医療機器の購入や施設整備、企業債の元金償還などの支出と、その財源としての企業債(借入金)と、企業債償還のための一般会計からの出資金などで構成されています。令和4年度は、企業債等を財源として、麻酔システム、上部消化管用経鼻スコープ等医療機器の購入や、中央監視・自動制御機器の更新等、施設の整備を予定します。 次に、27ページを御覧ください。 資本的収入のうち、病院事業の収入は前年度比24.4%減の7,811万8,000円、介護老人保健施設事業の収入は55.8%増の9,442万円、合計では5.2%増の1億7,253万8,000円を計上しています。 次に、資本的支出のうち、病院事業の支出は前年度比12.3%減の1億1,938万5,000円、介護老人保健施設事業の支出は46.9%増の9,897万円、合計では7.3%増の2億1,835万5,000円を計上しています。 令和4年度において、収入が支出に対して不足する額4,581万7,000円は、過年度分損益勘定留保資金で補填します。収入・支出の詳細は、下の表を御参照いただきたいと思います。 次に、28ページを御覧ください。 繰入金の推移です。一般会計からの繰入金は、救急医療、高度医療、医師確保対策、企業債の元利償還金に要する経費などに充てるための収入です。令和4年度は、新型コロナウイルス感染対策補助を見込んでいないことから、令和3年度と比較して4,600万円減の5億5,400万円を計上しました。 最後に、企業債残高の推移です。病院事業では、令和4年度は、麻酔システムほか10件の医療器械購入及び病院施設整備のため3,410万円の起債を予定しており、企業債残高は2億9,400万円となる見込みです。 介護老人保健施設事業では、令和4年度は、中央監視・自動制御機器等の施設整備のため3,050万円の起債を予定しており、企業債残高は、令和4年度末には5億6,100万円となる見込みです。 以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(石田勝一君) 市民病院事務局長の概要説明が終わりました。 質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第1号から議案第7号までの質疑を打ち切ります。 議案第8号 匝瑳市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 質疑を許します。質疑ありませんか。 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 匝瑳市職員の育児休業等に関する条例の改正ということで、第2条、それから第23条、第24条ということを一部削除、また追加するということなんですけれども。 それで、この本法との関係で文言の言い回しがちょっと変わっていますので、例えば第2条については、この条例が匝瑳市職員の育児休業に関する条例なんですが、第2条は育児休業をすることができない職員はということであるんですよね。ちょっとその文言の作り方が複雑になっておりますので、説明をいただきたいと思います。一体この条例は何を言っているのか。そして、法律改正に伴い、どういったことが変わるのか。説明をお願いします。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) それでは、ただいまの田村議員の御質問にお答えをさせていただきます。 今回の条例改正の概要ということで御説明をさせていただきたいと思います。 匝瑳市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定の概要でございますけれども、これにつきましては、令和4年4月から国家公務員に係る妊娠・出産・育児等の仕事の両立支援のために講じる措置といたしまして、非常勤職員の育児休業等の取得の要件が緩和される等、こういったことに伴いまして、本市においても国に準じた取扱いをするため、所要の改正を行うものでございます。 大きく分けまして2点ございまして、まず1点目ですけれども、非常勤職員、会計年度任用職員でございますが、育児休業及び部分休業の取得ができる要件といたしまして、引き続き在職した期間が1年以上である非常勤職員、この項目を削除いたします。このことから、1年を経過しなくても取得できるということになります。 次に、育児休業を取得しやすいように、当該職員または配偶者が妊娠または出産をしたことを申し出たときに、当該職員に対しまして育児休業等に関する制度のお知らせをする、また育児休業の請求に関する意向を確認するための面談をする。また、これらが円滑に行われるように、育児休業に係る研修、育児休業に関する相談体制の整備、育児休業制度の周知など、育児休業に係る勤務環境の整備に関する措置を講じることになります。 このことから、これらの条項を追加させていただくということで、育児休業を取得しやすいようにするということでございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 従来ですと、育児休業というと、子どもを妊娠・出産し、そしてその延長線上で育児をするという女性ならではのというような認識であったかと思いますが、今回は、この対象となる職員については男女を問わずということなんでしょうか。 それから、事実婚の場合、また婚姻届を提出している婚姻関係にある場合とか、そういったところの具体的な例としてはどういったことが考えられるでしょうか。
    ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 今まで、こちらについては取得に対して先ほどちょっと申し上げましたけれども、1年以上ということで会計年度任用職員ありました。これはそういった、今、議員が申し上げた要綱が変わるわけではございません。取得に対して、期間について1年を経過しなくても取得できるということでございます。 それについても、議員の御質問にありました件については取得できるということで、以前とそういった要項については変わりございません。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 先ほど質疑した件について、分かっていることについて事例として説明していただけますか。再認識したいと思います。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) 先ほどの御質問でございますけれども、取得できるということでございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第8号の質疑を打ち切ります。 議案第9号 匝瑳市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第9号の質疑を打ち切ります。 議案第10号 匝瑳市消防団条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 質疑を許します。 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) まず、匝瑳市消防団条例第3条の団員の定数を減少させるということで、694人から676人とするということなんですが、市内の消防団員の方々の確保、獲得ということが大変困難な中にあるということは聞いております。それから、人口も減少しているということと、少子高齢化が著しいと、高齢者増になっているということがあるかと思うんですが。 ただ、団員の定数を減少させるということは、全体の地域の中の消防団の活動の様相も変わるということが考えられると思うんですね。そういったことを想定して、どうしてこの定数の減少、22人減少させるんでしょうか。 また、言い方を変えれば、22人の減少とすると、50人や100人減少ではなくて、22人の減少とするということで収めたというのは、どういうことでそうなったのか、伺っておきたいと思います。 それからもう一つは、消防団員の方々の年額の報酬をそれぞれ基本的には5,000円上げるということなんですが、それで機能別消防団員という方については、8,000円を2,000円追加して1万円にするということにとどめたんですが、その5,000円一律に引き上げるということについても、どういった協議の結果、こういう判断になったのかというのも聞いておきたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) ただいまの田村議員の御質問にお答えをさせていただきます。 まず、この条例改正の定数の減でございますけれども、18名の減ということでございまして、これにつきましては、まず匝瑳分団のほうから、現在3部体制でありますけれども、2部体制へ再編したいということで協議がありまして、団のほうで協議をしたところ、本年4月から3部体制から2部体制へ再編するということになりました。これは議員が先ほどおっしゃったように、団員の確保という部分が難しい部分もあると思います。 この結果、部が1つ減るということで、匝瑳分団に対して9名の減となります。それから、平成21年に豊栄分団のほうが3部から2部体制にこちらも再編されておりまして、この時点でも9名減となっております。このことから9名プラス9名、18名の減ということで条例改正のほうをお願いしたいということでございます。 次の報酬年額の改正でございますけれども、団員の減少、そういったことに伴いまして、国、消防庁のほうから、消防団員に対する年額報酬及び出動報酬の基準策定などの処遇改善に必要な事項をまとめたものが市町村のほうに発出をされております。 市では、消防団の意向を踏まえまして協議をし、それぞれの階級を5,000円、また機能別消防団員については2,000円、これは近隣の状況等を勘案して協議したところでございますけれども、そういったことから今回の改正をお願いしたく提案させていただいたものでございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 都祭広一君。 ◆3番(都祭広一君) それでは、今回の改正の中での消防団員の皆さんへの処遇の改善という意味合いでのことでお聞きをしたいと思います。 総務省のほうの通達で、本年の3月末日までに条例を改正してしっかりと整備をしてくれというようなことでの改正かというふうに、まずは理解をするところでありますけれども、消防団員の処遇等に関する検討会の中で、年額報酬の部分なんですけれども、団員の階級に相当するもの、これは3万6,500円というのを標準にしたらどうかというようなことが答申をされておりますけれども、なかなか、やはりこの現状、実際の現状というのはなかなか厳しいものがあるのかなと思うんですけれども。こうした部分の差の部分ですね、これについてどういうふうにお考えになっているのか、1つお聞きをしたいというふうに思います。 それで、この決定に当たりましては、恐らく消防団との協議というのはされていることとは思うんですけれども、その辺の検討経過というものをお知らせいただければというふうに思います。 そして、今回の改正によりまして、近隣の状況ということが先ほど申し述べられましたけれども、現状、この千葉県の中でどのような位置づけにあるのかというようなことも併せてお知らせいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) ただいまの都祭議員の御質問にお答えをさせていただきます。 まず、団員報酬の2万5,000円という部分でございますけれども、国のほうからの通知では3万6,500円ということで来ております。現在、匝瑳市においては2万円ということで、そこから議員おっしゃるように、一気に3万6,500円というのは大変厳しい状況だというふうに認識しておりまして、消防団の幹部役員会、また消防委員会等で、こういった件について御相談、御協議をさせていただきました。 その中で、段階的という部分はあると思います。また、近隣の状況ということで、銚子市においては3万円、旭市においては2万5,000円ということで、匝瑳市2万円でありましたので、旭市を参考にして2万5,000円ということで、今回改正のほうをさせていただきました。 それから、県内の状況ということでございますけれども、3万6,500円以上でございますけれども、13団体。また、この通知によりまして、令和4年度の改定で16団体、また改善なしという団体が7団体、協議中ということで12団体ということで、今現在、調査をしておるところでございまして、議員おっしゃるように、この2万5,000円でもやはりまだ県内では大分下のほうということで認識はしております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆3番(都祭広一君) 非常に厳しい財政状況の中での増額ということで、これは一定の理解は示さなければいけないものだとは思うんですけれども、これからのそうした報酬を考える中では、一般財源等の活用以外にこうした交付金ですか、国からのそうした交付金のようなものが実際あるのかどうか、ちょっとその辺をお示しいただければと思います。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 こちらの消防団員の報酬につきましては普通交付税のほうで措置をされておりまして、交付金等ではなく、普通交付税のほうで措置がされているという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆3番(都祭広一君) 国のほうでもこうした中間報告が出て、ある程度の通達が出ているという以上は、これから恐らく、そうした団員の確保に向けた取組の中で報酬という部分では審議をされていくことだと思うんですけれども、こうした現場の状況も逐次、国のほうに伝えていただければというふうに思います。 それで、あともう一点は、先ほど質問の中でもそうした消防団員の確保ということがありましたけれども、やはり消防団員の皆さん、非常に日頃から激甚災害に対しても備えられているといった地域での取組があると思います。実際、もっともっと社会的な評価、そうしたものの向上ですとか広報、またそうした訓練につきましても、これも中間報告で出ておりますけれども、行政としましてもその辺の広報をしっかりしていただきまして、社会的な地位の向上ということを目指していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) ただいまの都祭議員の御質問にお答えをさせていただきます。 市、また団の事務局といたしましても、そういった広報のほうをさせていただいて、消防団員の確保に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) ほかに。 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 条例改正の件は確認しました。 それで、私が住んでいる地区でも、自治会である区と地区というので区費、自治会費を各世帯納めているわけですよね、年間。その中から一定額を消防団、地元消防団の支援費というような形で向けています。それは、市内でどの地区もほとんどそうなんではないかと思うんです。 担当する総務課のほうでは、それぞれの地区がどういった形で地元の消防団員に対して、あるいは消防団の活動に対して金額的な支援をしているかというのは掌握しているものでしょうか。一定は、話をいろいろ幹部から伺ったりして認識しておいていただきたいなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 各地区のそういった部分については、私のほうでも詳細のほうはちょっと把握はしてございません。団の活動費ということであれば、市のほうから団を通じて活動費のほうは交付をしているという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 平山政利君。 ◆6番(平山政利君) この報酬の件に関して、消防団員は火災のたびにその都度出動するわけです。この出動手当ですか、これは今現在幾らになっていて、それをちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) この出動手当に関しては1,000円ということでございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 平山政利君。 ◆6番(平山政利君) そうすると、この1,000円というのは1回につき1,000円ということですね。 それで、近隣の市町村との比較は、分かる範囲でいいんですけれども、それお願いしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) ただいまの平山議員の御質問にお答えをさせていただきます。 近隣の状況でございますけれども、銚子市におきましては1回1,000円、旭市におきましては1日6,000円ということでございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 平山政利君。 ◆6番(平山政利君) 実はこの出動手当、これ1回につき1,000円というのは、私は非常に少ないんじゃないかと思うんです。ということは、地元の消防団ですと、要するに火事があったら消えるまで、消火するまでずっといるわけですね。これは時間に限らず、夜中も一日中いるような形になりますので、その点、財政が厳しいのは分かるんですが、こういうところもある程度酌んであげないと、それこそ今消防団員はどんどん減少しているわけですよね。 ですから、そういうところもよく考えてやっていただいて、この1,000円となっているのをある程度検討していただきたいと思います。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) ただいまの平山議員の御質問にお答えをさせていただきます。 先ほど御質問のありました手当につきましても、国のほうから通知がございまして、1日当たり8,000円というような基準が示されております。これは1日ということで、1回当たりですと、1日にそこまで7時間と行かない場合、半日であれば3,000円とか、そういった部分はあると思うんですけれども、それにつきましては市のほうでも今後の検討課題としております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 山崎等君。 ◆8番(山崎等君) 私、現役の機能別消防団員でございまして、出動手当の件ですが、これ総務省の通達で最近、来年度に向けて、たしか今まで4,000円以内からアップして自治体に協力をお願いしたいということで通達が来ているわけですね、先ほど総務課長も言われたとおり。 それで、現状の出動1回1,000円というのは、現場に到着して水を出した消防団員じゃないと、各分団じゃないともらえないと。水を出さないで交通整理等に携わったところはゼロ円と、これが今までの現状ではないんでしょうか。確認をお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 議員お見込みのとおり、そういった形で出動手当のほうが低いという部分で、うちのほうも認識はしております。 それで、先ほど平山議員からありましたように、8,000円ということで今通達のほう来ておりますので、報酬と含めて今後の検討課題ということで協議してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 山崎等君。 ◆8番(山崎等君) これ、お国からの普通交付金という財源の中に組み込まれているということで、たしか国の積算の中で1人当たり7万円前後ぐらいの金額が計上されて、それを普通交付金の中に組み込まれているんではないんでしょうか。そこら辺はいかがですか。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) こちらにつきましては、普通交付税のほうで措置をされている部分については1日8,000円ということで、国から示された金額と同額が示されております。 以上でございます。--すみません、1日当たりということで単価のほうが示されております。 以上でございます。     (何事か発言する者あり) ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) すみません、年間報酬ということであれば、3万6,500円ということで……     (何事か発言する者あり) ○議長(石田勝一君) 暫時休憩します。 △午前11時27分 休憩--------------------------------------- △午前11時30分 再開 ○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) ただいまの山崎議員の御質問にお答えをさせていただきます。 交付税で措置をされている単価でございますけれども、1人年額が3万6,500円、それから出動の手当ですけれども、これは令和3年度の単価でございますけれども、1回当たり7,000円ということで示されております。それ以外、ちょっと私のほうで把握はできておりません。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 暫時休憩いたします。 △午前11時31分 休憩--------------------------------------- △午前11時34分 再開 ○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) 申し訳ございません。普通交付税における消防費総額につきましては、ただいま手元に資料がございませんので、後ほど御答弁させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 山崎等君。 ◆8番(山崎等君) これね、私も議員になってからずっと気になっていたことなんですけれども、その中で、まさか他の会計に流用しているということはないと思うんですけれども。そういう意味で確認をした質問なんですよね。 やはり出動手当、先ほど平山議員が質問をされましたけれども、やっぱり現場行って放水しなかったらゼロじゃ、こんな、幾らボランティアといえども、仕事を投げ出して皆さんはせ参じているわけですから。水を出した各分団には1人1,000円を現状は支給しているというのが、これは確認取れていますけれども。 やはり今後を考えて、根本的にはお金でやっている人というのは意外と、私も現場随分出ていますけれども少ないのかなと。でも、やっぱりちょっとそこら辺が、士気を上げるためにも、1回出動、国から6,000円も7,000円も計上されるという中で、じゃ浮いた金はどこへ使っているのというのが私の本心であります。やはりそこら辺を今後、団本部また消防委員会等でですね。消防委員会も年に1回しかないんですよね。そういう数をやっぱり重ねて今後とも運営をしていきたいなと。それは前回も私、そういう消防委員会は最低2回は必要ではないかというようなことを申し上げた経緯もあります。 やはり県の今行っている県議会においても、消防団員の募集をする広報活動費に予算枠がついているのも確かなんですけれども、千葉県中で750万円と。これ市町村で割ったら幾らよという形の、やはりそういうような金額が県議会でも計上されているのが今一連の流れであります。 やはり広報の中でも、私、今消防議長で、大きな火事は消防組合の中でいろいろ現場を視察に行っております。横芝光町は若い女性消防団員が今おります。これはこの目で確認しております。匝瑳市もそのようにきちんと、一応国は奨励しているわけですから、その流れの中で今後、いわゆる団にお願いするんじゃなくて、役所のほうとしてもできるものは何かという取組をぜひともお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) ただいまの山崎議員の御質問にお答えさせていただきます。 団のほうと市のほうから積極的にという部分でございますけれども、団のほうと、そういった部分については協議してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) 先ほど答弁を保留させていただきました令和3年度普通交付税におけます消防費措置額でございますけれども、5億8,026万2,000円が措置をされております。 以上になります。答弁が遅くなりまして、申し訳ございませんでした。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第10号の質疑を打ち切ります。 議案第11号 匝瑳市使用料、手数料、占用料等条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第11号の質疑を打ち切ります。 議案第13号 訴えの提起についてを議題とします。 質疑を許します。 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 議案第13号、訴えの提起ということで、匝瑳市が民間のこれは個人なんでしょうか、法人なんでしょうか。個人ですかね、を相手方に訴えを起こすという議案になっています。 それは、地方自治法第96条第1項第12号の規定で、地方議会の議決すべき事項に当たるということで議案として出されてきたわけなんですけれども、幾つか疑問点、分からない点があります。 今現在、全く使用されていない旧匝瑳市野栄学校給食センター用地の中に民間名義の土地があると。時効であるということで、時効取得を原因とする所有権移転登記手続を相手方に求めるというものなんですが、弁護士を立てて争うんでしょうか。 そして、その土地は対象物件という言い方をしていますので、この対象物件の取得は必要なことなのかどうなのか、まず伺いたいと思います。図面、地図もついておりますけれども。 それで現在、旧野栄学校給食センターは全く使われていないと。今後どういった使われ方をするのか、あるいは民間に賃貸するのか、譲渡するのかということも含めて検討中ということだと思うんですが、ならば対象物件の取得が必ず必要であるということでもないのではないかと思うんですね。どうして必要なのかというのを伺います。 それから、この給食センター建設は昭和51年10月ということなんですが、建設時にはこの対象物件、土地の扱いはどうであったのか。賃貸契約あるいは使用貸借の契約を行っているのか、所有者の確認ができているのかどうかとか、そういった過去の経過を伺いたいと思います。 それから、その給食センター稼働中はどうであったのか、所有者との関係がどうであったのか伺います。 それから、給食センター閉鎖以降、対象物件の所有者が所有権を主張されてきたのかとか、その後、所有者との協議ということが行われているのかどうか。その経過について一通り説明ください。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君に申し上げます。田村明美君の所属は文教福祉常任委員会ですよね。この議案につきましては文教福祉常任委員会のほうに付託ということはもう決まっておりますので、大綱質疑はできるだけ簡略に要点だけで、ひとつお願いいたします。 また、執行部の答弁も、子細にわたっては委員会でやっていただければよろしいかと思いますので、その点をよく踏まえていただいて、答弁も要点を簡略にしていただくということでお願いさせていただきます。 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 分かりました。私は文教福祉常任委員会の委員ですので、分かりました。ですので、この文教福祉常任委員会委員でない方、ぜひ質疑応答をよろしくお願いします。 ○議長(石田勝一君) ということですので、田村明美君が了解いたしましたので、他の委員会に所属する議員からの質問を受け付けたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 浅野勝義君。 ◆13番(浅野勝義君) それでは、担当課にお願いします。この13号の意味がよく分からないんですよ。私地元なもんですから、この辺の内容をちょっと詳細にお答えいただきたいと思います。何でこういうことになったのかも含めて、ひとつよろしくお願いします。 ○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。 ◎学校教育課長(矢澤敏和君) では、ただいまの浅野議員の御質問にお答えさせていただきます。 旧野栄学校給食センターの利活用に向けて事前準備をしていたところ、令和2年度に土地関係を調査しましたが、その土地の中に神社用地、林阿宮社というところの土地が混在していることが判明しました。 そして、この調査結果を基に、市の顧問弁護士に今後の手続について相談したところ、次の3つの指示を受けました。1つは林阿宮社の宗教法人登録状況の調査、2つ目が当給食センターの付近に、既に林阿宮社から時効取得された事案が2件あると伺っておりましたので、その当該者に当時の聞き取り調査、それから3つ目としては法務局の書類調査、以上の3点を調査することになりました。 その結果、まず1つ目の林阿宮社の宗教法人については登録がなしということでしたので、不存、不存在ということになります。2つ目は、時効取得した方は高齢になっておりましたので、聞き取り調査が困難だということが分かりました。それから、3つ目の法務局の所有権移転登記時の書類提出の開示を請求しましたが、保存期間を経過していたので破棄されていたというのが実情でございます。 以上のことを顧問弁護士に報告したところ、裁判所の指導の下、時効取得のために清算人を選任し手続するしかないとのことでしたので、千葉地方裁判所八日市場支部に指示を仰ぎ、今回の議案提出となりました。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 浅野勝義君。 ◆13番(浅野勝義君) 内容についてはある程度分かりました。 それで、この林阿宮社、これはあの土地ということでありますが、これは今存在していますか。この土地の所有者として、林阿宮社そのものが存在していますか。何のためにこれをやっているのかが分からないんですよ。何のためにやっているのかも含めてお願いします。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。 ◎教育長(二村好美君) 土地の登記には、そのまままだ林阿宮社がこの面積載っているんです。ただし、今学校教育課長が申し上げましたように神社登録されておらず、全く不存在でありながら、登記にはそのまま載ってしまっているということで、相手不存在のために、清算人を立てて裁判手続をするしか、この土地の整理ができませんということで、今回御提案申し上げました。よろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 浅野勝義君。 ◆13番(浅野勝義君) 相手がいないと、存在しないということですよね。存在しなければ、これは手続を取れば、時効手続を取って裁判ということになれば、当然これは市の関係の所有という形になるということでよろしいんですね。私、実は地元の区長をしておりましてね。ですから地元に説明しなければならないもんですから、お尋ねしました。そういうことでありますので、よろしくお願いします。 ○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。 ◎学校教育課長(矢澤敏和君) ただいまの議員の質問にお答えします。 今おっしゃるとおり、市のものになるということになります。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第13号の質疑を打ち切ります。 ここで、暫時休憩をいたします。 △午前11時49分 休憩--------------------------------------- △午後1時00分 再開 ○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第14号 指定管理者の指定について(ふれあいパーク八日市場)を議題といたします。 質疑を許します。 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 指定管理者の指定ということで、ふれあいパーク八日市場の市の所有する施設について、ふれあいパーク八日市場有限会社に対し、指定管理者と指定するということなんですが、この指定管理者の業務というのは、指定する業務というのはどういったことの業務ということで、それから指定管理費というのを委託費ですか、市から有限会社に支払っていると思いますが、これはどういった根拠で年間幾ら支払うのか。これまでのやってきたことはあるわけですけれども、新年度に当たっての指定ですから、確認のためにも詳細な説明をお願いします。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) それでは、田村議員の御質問にお答えいたします。 まず業務の範囲ということでございますが、これは協定書のほうに、指定管理を議会で御承認・御可決いただきました後には、指定管理者と市の間で協定を交わすということになっております。その協定の中で業務の範囲といたしまして、1といたしまして、ふれあいパーク八日市場の維持管理に関する業務。2番といたしまして、施設の目的達成のために市長が必要があると認める業務ということでございます。 指定管理料でございますが、金額につきましては双方協議の上ということでございまして、まだ、金額につきましては、基本協定の後に毎年年度協定というものを結んでおりまして、その中で決めていくわけでございますが、令和3年度につきましては年間590万円という金額の指定管理料を会社のほうに支払っております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) ありがとうございます。 施設の維持管理ということは、植栽物の手入れ、用地の手入れ、清掃、修繕というようなことも含めてというふうに思いますが、それから2番目の施設の目的達成のために市長が認める業務ということで、これが結構幅広くも考えられるんですよね。 施設の目的というのは、そもそもは都市と農村交流ターミナルということで、東京、県外も含めて都市、それから農村部である匝瑳市のお互いの産業を含めた交流の拠点となる、拠点とするという目的だったと思うんですね。そのことに関係する市長が認める業務を行うことができるというか、行わねばならないということだと思うんです。 それから、3番目の指定管理料は、この協定を交わした後、毎年毎年、双方の協議・合意によって決めるということで、これも大変重要なことだと思います。ですから、従来こうであったということで、毎年毎年自動的に更新していくものではないということがよく分かりました。 そうしますと、ふれあいパーク八日市場有限会社の代表取締役が宮内市長なんですよね。それで、その所有し指定するのが匝瑳市長、宮内市長ということで、なんかどうなのかなということなんですが。 じゃ、その具体的なこういった支払う費用の交渉とか、それから市長が認める必要な業務というのは何なのかというのは、誰と誰が協議し交渉するということになるんでしょうか。令和4年度からいろいろと改革し、新しい方向を探るということも可能ですので、できるだけ分かっていることをお知らせいただきたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) それでは質問にお答えいたします。 会社の側といたしましては、会社には取締役が6人おりまして役員会がございますので、会社としての意思という部分については、この役員会のほうでの協議、役員会の中での話合いで決めるということになります。そこで役員会の意思と、市のほうで協議をするという形になります。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 6人の取締役の役員がおられると。それから、市は支払う側でもあるし、それからその業務を委託することができる側でもあるんですが、そうすると市はどういった方が市を代表して協議に加わるのかなと思うんですが。 ぜひ、より活性化し振興していくことを求めたいと思うんです。この協定書を取り交わし、その取り交わすに当たっての協議ということを活発な協議、意見交換、協議をしていただきたいということで、最後ですが、仮にこの議案第14号が議決された場合には、どういった段取りで今後そういった詳細な協議、活発な協議を行っていくのか、教えてください。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) それでは質問にお答えいたします。 会社の部分につきましては役員会というふうに申し上げたところでございまして、ふれあいパーク八日市場の所掌事務は産業振興課の事務でございますので、産業振興課が市の窓口ということで、役員会の意向を産業振興課を通じて関係部署に伝えていくということでの議論ということになろうかと思います。 以上です。
    ○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第14号の質疑を打ち切ります。 議案第15号 指定管理者の指定について(匝瑳市就労支援事業所ほほえみ園)を議題といたします。 質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第15号の質疑を打ち切ります。 議案第16号 市道路線の認定についてを議題とします。 質疑を許します。 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 薄い印刷のよく分からない図面しかないので、説明を求めたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 佐藤建設課長。 ◎建設課長(佐藤雅一君) それでは、田村議員の御質問にお答えします。 まず場所のほうですが、1番の市道1245号線、こちらにつきましては篭部田地先になります。旧国道、図面のほうの丸のついているのが旧国道になりまして、矢印の先が海匝農業事務所の場所になります。 2番のほうですが、こちらにつきましては県道八日市場栄線、丸ポチのほうが栄線になりまして、それから横芝光町へ向かっていきまして、行政界までということになります。 以上です。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第16号の質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結します。--------------------------------------- △議案(第1号-第11号・第13号-第16号)の委員会付託 ○議長(石田勝一君) 日程第2、これより日程に従いまして、議案第1号から議案第11号まで及び議案第13号から議案第16号までを会議規則第37条の規定により、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 なお、付託表の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。 常任委員会に付託されました諸案件につきましては、令和4年3月23日の継続市議会の開議時刻までに審査されますようお願い申し上げます。     (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆3番(都祭広一君) 議案発議を提出いたしたく、お取り計らいをお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 暫時休憩をいたします。 △午後1時12分 休憩--------------------------------------- △午後1時54分 再開 ○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(石田勝一君) 本日、発議案として、都祭広一君より、発議案第1号 ロシアによるウクライナへの軍事侵略に対する非難決議について提案がありました。よって、この際、本発議案1件について、本日の日程に追加し議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、本発議案1件について、本日の日程に追加し議題とすることに決しました。 なお、発議案の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。--------------------------------------- △発議案(第1号)の上程-採決 ○議長(石田勝一君) 発議案第1号を議題とします。 都祭広一君から提案理由の説明を求めます。 都祭広一君。     〔3番都祭広一君登壇〕 ◆3番(都祭広一君) それでは、お許しをいただきましたので、発議案第1号 ロシアによるウクライナへの軍事侵略に対する非難決議について、提案をさせていただきます。 発議案第1号 ロシアによるウクライナへの軍事侵略に対する非難決議について 上記の議案を別紙のとおり、匝瑳市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。  令和4年3月9日提出 匝瑳市議会議長 石田勝一様                   提出者  匝瑳市議会議員   都祭広一                   賛成者  匝瑳市議会議員   栗田剛一                    〃      〃      佐藤 悟                    〃      〃      石田加代                    〃      〃      平山政利                    〃      〃      椿 日出男                    〃      〃      林 明敏                    〃      〃      武田光由                    〃      〃      浅野勝義                    〃      〃      田村明美                    〃      〃      椎名勝英                    〃      〃      増田正義                    〃      〃      山崎 等                    〃      〃      行木光一 提案理由 発議案第1号 ロシアによるウクライナへの軍事侵略に対する非難決議について 我が国を含む国際社会の懸命な外交努力にもかかわらず、去る2月24日にロシアはウクライナへの軍事侵略を開始した。 ロシアによる侵略は、武力の行使を禁止する国際法の深刻な違反であり、武力による一方的な現状変更を認めないという国際秩序の根幹を揺るがすもので、断じて容認することはできない。 匝瑳市議会として、ロシアによる侵略を最も強い言葉で非難するとともに、ロシア軍による攻撃を即時に停止し、部隊をロシア国内に撤収するよう強く求める。 日本政府においては、在留邦人の安全確保、国民生活への影響を最小限に抑えること及びウクライナ国民に対する難民対策をはじめとする支援に努めるとともに、あらゆる外交手段を駆使して、ロシア軍の即時撤収と速やかな平和の実現に全力を尽くすことを強く要請する。 以上、決議する。 令和4年3月9日、千葉県匝瑳市議会。 以上であります。 日本、ひいてはロシア、ウクライナ国民、そして世界が平和裏にこの問題が解決できるよう、どうか皆様の慎重・信義な御審議を通しまして、何とぞ全会一致にて、この非難決議が採択されますようによろしくお願いを申し上げます。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君からの説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって発議案第1号の質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第1号について、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、発議案第1号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありません。 お諮りいたします。討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決に入ります。 これより採決に入ります。 発議案第1号 ロシアによるウクライナへの軍事侵略に対する非難決議について、本案について原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(石田勝一君) お座りください。起立全員であります。よって、発議案第1号は原案のとおり可決されました。 ただいま可決されました発議案第1号については、決議文を関係機関に送付いたします。 お諮りいたします。ただいま決議案が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理については、議長に一任することに決しました。--------------------------------------- △次会日程報告 ○議長(石田勝一君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 3月9日、3月10日、3月11日、3月14日及び3月15日は各常任委員会の日程であります。 参考までに申し上げます。 3月9日本会議終了後、議場で予算決算常任委員会、3月10日午前10時から議場で予算決算常任委員会、3月11日午前10時から第2委員会室で総務常任委員会、3月14日午前10時から第2委員会室で文教福祉常任委員会、3月15日午前10時から第2委員会室で産業建設常任委員会であります。 なお、3月16日水曜日は質問調整のため休会とし、3月17日木曜日は定刻より会議を開き、一般質問を行います。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(石田勝一君) 本日はこれにて散会いたします。 △午後2時03分 散会...